卵管造影検査多分、今まで生きてきた人生の中で、何より痛かった検査・治療がこれだったと思う。結果を言えば、両方ともの卵管が詰まっていた。造影剤でこの詰まりを通していくので激痛が起こるのだ。 造影剤を通している間中、あまりの痛さに脂汗が大量に出るし、足が震えて止まらなくなってしまった。 それでも声を押し殺して我慢をしているというのに、あの冷た~い医師が「あれ?痛くない?こんなに詰まってたら痛いはずなんだけど?」 あほか!!!痛いに決まってんだろっ!!足が痙攣してんのわかんないの?声出しちゃったらもう、我慢が効かなくなるから必死で耐えてんのに!! 痛いし怒れるしで、お腹の中がグチャグチャでした。 これ終わったら、お気に入りのケーキ屋さんで、大好きなケーキを買って食べまくってやる!!そればっかり考えて頑張って乗り越えました。 でも、実際検査の後は気持ち悪すぎて、ケーキどころか昼食も夕食も食べられなかったんですけどね・・・。 でも、ちゃんと卵管は通ったし、頑張った甲斐はありました。ただ、主人の結果は依然あまり良いものではありませんでした。 その結果を踏まえて医師から今後の治療の説明がありました。 「治療期間も長いし、妊娠するにはご夫婦共にあまり条件としては良くない。自然妊娠をどうしてもと願われるならば様子を見ますが、僕としては人工授精にステップアップしたほうが良いと思います。」 私達夫婦も、気持ちは同じでした。折角卵管も良い状態にしてもらえた。このチャンスを良いものに!と考え、次回人工授精をしてもらうことを決めました。 そして、初めての人工授精・・・・。一回目だからとあまり期待していなかったのですが、四週経った頃、丁度受診予定の一日前に、異様におっぱいが痛くなりました。下着が触っても痛い・・・。生理もこない・・・。もしかして!!と思い、慌てて妊娠検査薬を購入。すぐに+の結果が! 喜びよりも驚きました。まさか、初めての人工授精で妊娠できるなんて!! 次の日の診察でも、やはり結果は変わらず・・・。あの冷た~い先生からも「おめでとうございます!」と言ってもらいました。 そして、不妊治療チームから卒業できた私は、晴れて憧れの妊婦さんになることが出来たのでした。ここまで5年と少しの歳月・・・・本当に長かった。 主人にはすぐにメールをし、こちらの病院を紹介してくれ、いつも心配してくれたお友達の家にはその足で報告に向かい、私の両親にも報告。 嬉しくて仕方ない反面、まだ初期の段階で心拍も確認できていなかったので不安は募る一方。そうこうしながら、私の怒涛の妊婦生活が幕を開けたのでした。 ジャンル別一覧
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